JA世田谷目黒の環境問題への取組み

世田谷目黒農協の環境方針について

 世田谷目黒農協は、相互扶助の精神のもとに、組合員農家の農業経営と生活を守り、地域金融機関として地域の繁栄と都市農業の振興に努めています。

 これらの事業実施にあたっては、環境への負荷の低減と環境保全への積極的な寄与を責務と考え、以下の方針を定め、環境法令や約束事項の遵守はもとより、環境マネージメントシステムを構築し、積極的改善を図って参ります。

  1. 温室効果ガス排出量を抑制します。
  2. 廃棄物を削減し、環境循環に積極的に参画します。
  3. 都市農家を支援し、農地の保全に努めます。
  4. 環境汚染を予防し、農産物の安全を確保します。

世田谷目黒農業協同組合
経営管理委員会会長 飯田勝弘

登録証

 2005年4月21日、ISO14001の認証を取得しました。

風力・ソーラー発電装置の設置

 2009年1月、ファーマーズセンターに環境活動の一環として「ハイブリッド式街路灯」を設置しました。

名称:ハイブリッド式街路灯
形式:N4-400S2-1 型
種類:風力、ソーラーのハイブリッドの独立電源型汎用街路灯

概要

 「街路灯」は、1基の風力発電機と2枚のソーラーパネルから構成される風力、ソーラーのハイブリッドの発電部が設置のポールの先端部に取り付けられ、設置ポールの内部には2個のバッテリーと充放電コントロールシステムから成るコントロール部が格納されています。
 この設置ポールにはタイマーによって夜間プログラムした時間帯に点灯する高輝度LEDを使用した1基の野外照明灯が取り付けられた独立電源型の街路灯です。
 この街路灯のコントロール部には、100VのACインバーターが内蔵され、発電した電気で、外部の照明を点灯することができます。また、設置ポールの外側にはAC100Vの電気製品を約3~5時間程度使用(バッテリー蓄電量によって異なる。)することが出来ます。

 風力、ソーラーのハイブリッド発電によって、曇りや雨、無風状態等あらゆる気象条件の下で安定した電力の供給が出来ます。

小型風力発電・太陽光発電 ハイブリッド式街路灯 Small Wind Turbine・Photovoltaic

 JA世田谷目黒では、環境貢献のため、自然エネルギーによる電力を街路灯・建物ダウンライト・常夜灯の証照明に利用しています。
 また、災害時には緊急AC電源としても利用できます。

消費電力は524w/h日191,506w/h年となり年間64.9kg-Co2の排出削減貢献に相当します。
(杉の木 ×  4.6本分のCO2/年 削減に相当)
算出:2007年度環境省発表「電力事業者別排出係数」より